ナスの味噌煮を作っているところです。
母と作り方が違って、私は少しゆるい味噌を煮詰めていく作り方をします。煮詰める作業が好きなんです。
煮詰める、油でコーティングする、ということを覚えて、お料理が好きになった気がします。家庭の事情で、いきなり母の代わりにお料理を作らなければいけなくなったので、教わる人が居なかったんです。全部自己流で覚えてきました。だから、作り方、ちょっと変かも知れません。
揚げ物、煮物は、割に簡単に覚えらたのですが、炒め物、特に野菜炒めが苦手で、いつも水っぽくなっていたんです。でもあるとき、TVで、初心者へのお料理番組がやっていて、お肉は下味を付けてと別に炒めるとか、野菜は高温で、油のコーティングをするなど、教えてくれていて、ぱーっと目の前が開けた気がしました。
それ以来、油野菜と自分で呼んでいるものをよく作るようになりました。野菜が大好きなのですが、あまりヘルシーではなく、油を使ってお料理をした野菜が好きで、こう呼ぶようになりました。煮詰める、という作業を覚えたのは、野菜炒めが作れるようになってからでした。これは、TVが教えてくれたのではなく、お料理をしていると、自然に思いついたことでした。
博多のナスは、長ナスと呼ばれるように、大振りなものなので、3本もあれば、ナス味噌が家族分出来てしまいます。ご飯の進む一品で役に立ってくれます。
今日は、この他に肉じゃがと、かぼちゃの煮つけ、キュウリのお漬物が食卓に並びました。私が作ると、野菜が多くなっちゃうんですよね~。たんぱく質も大事なのにな。