アニメのだめも終わった〜。
簡単に夢へは到達しないところが、すごい良いよね。心の迷いも苦しみも、夢って苦しいものだっけ?と思えるくらいもがいているところも、簡単じゃ無い人生をちゃんと描いてる、て感じられて。いい作品だったー!
18世紀の作曲家みたいに、作曲家が演奏者で、CDもレコードも無い時代だったらよかったのに、という台詞には大共感!
その日がそんな気持ちだから、こういう演奏になる、てあっていいんだと思うんだよね。でも、今は、どうしても、楽譜にしばられるところがあって。楽譜を無視した演奏は、作曲家を侮辱してる、て言われちゃう。でも私は、楽譜は、音を人に伝えやすくするためのメモのようなもので、演奏者ありき、だと思ってるんだ。
どれだけ研鑽をつんでも、楽譜から縛られている今の人達は、自分を伝えることってタブーで、作曲家の思いを伝えるだけの仕事なんだ。つまらない、と思うことはないだろうか、と思う。
その狭間に生きている人達の実像を知れた気がして、すごく嬉しい作品だった。
のだめカンタービレ、ありがとう!